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会社のホームページをリニューアル時の3つのポイント(リニューアル担当者必見)

Web制作ブランディング

ホームページ制作のトレンドや技術は日々変化しています。ホームページには賞味期限があり、制作してから一定の期間が経過すると他社のホームページと比較して古い印象に見えたり、機能的に使いづらかったり、情報が整理されておらず伝えたい内容が分かりにくいといったホームページになってしまいます。

ホームページをリニューアルするメリットには、訪問者にとって見やすく使い勝手の良いホームページになることでアクセス数が伸びて売上げがアップしたり、製品やサービスに対するブランドイメージが高まるといったものが挙げられます。集客をアップするためにも、定期的なホームページのリニューアルをおすすめします。

この記事では、ホームページをリニューアルするタイミングと押さえておくべき3つのポイントについて解説します。

 

会社のホームページをリニューアルするタイミング

ホームページをリニューアルするタイミングには、どのようなものが挙げられるでしょうか。以下では、複数の項目に分けて説明します。

 

情報が古い状態のまま放置されている

何らかの事情により、ホームページの更新ができずに、情報が古いままになってしまってはいないでしょうか。ホームページの更新が止まってしまう理由として、以下のようなことが挙げられます。

・担当者不在により管理ができなくなってしまっている
・更新作業が難しく、担当者も忙しいため更新ができない
・制作会社に依頼しているが、更新する度に費用が発生する

近年、テキストや画像などの情報を入力するだけでホームページの更新を誰でも行うことが出来る、CMS(コンテンツマネージメントシステム)の導入が一般的になっています。CMSを導入することで専門的な知識を必要とせずに更新作業を行うことが可能になります。

 

ページの構成が煩雑になっている

企業情報や製品・サービスページなど構成をしっかりと練って制作した企業ホームページも、長期間にわたって更新していくことでページ数が増え、アクセスするユーザーにとって見づらい印象になってしまいます。

複雑化したホームページのページ構成やコンテンツ内容を整理し、ユーザーが必要な情報にアクセスしやすくすることでより良いホームページに作り変えることが出来ます。そのためには、その場しのぎの対応ではなく、ホームページ全体の構成やUI設計を見直す必要があります。

 

スマホ対応ができていない

近年のスマートフォンの普及に伴い、ホームページのスマホ対応も必須になってきています。しかし、数年以上前にホームページを制作している場合、スマホ表示に対応出来ていない場合が多いのが実情です。

スマホ対応とは、パソコンとスマホの両方の端末から同じようにホームページを閲覧できるようにすることです。近年では、BtoBの企業ホームページでもスマホからのアクセスがデスクトップを上回っています。そのため、BtoB企業であってもスマホやタブレットで閲覧できるように、ホームページをリニューアルする傾向にあります。

 

ホームページからのお問合せがない。売上げに繋がらない

既存ホームページの枠組みの中で情報発信をしても、お問い合わせや売上の増加などにつながらない場合、アクセスするユーザーのユーザビリティ(使い勝手や満足度)を高めるためにホームページそのものをリニューアルすることが有効な手段となります。

 

前回のリニューアルから年月が経っている

事業形態や取り扱う商品やサービスによってリニューアルの重要度合いは異なりますが、前回のホームページのリニューアルから5年以上経過しているなど、明らかに時間が経ち過ぎている場合はリニューアルを検討した方が良いでしょう。

スマホからのアクセス数増加など、WEBデザインのトレンドは日々変化しているため、3年程度でホームページのリニューアルを行なっている企業が一般的です。

 

既存のホームページの問題点を整理する(現状分析)

まずは現状のホームページの問題点を把握しましょう。前述のようにスマホ対応が出来ていなかったり、情報量が膨らんで必要な情報が整理されていなかったりといった問題点の洗い出しを行い、具体的にどこを改善してリニューアルを行うべきかを分析することで、目的に沿ったリニューアルコンセプトを導き出すことが出来ます。現状の問題点を分析するには、具体的な指標に基づいてホームページの改善点を知ることが出来る以下の2つのツールの活用が有効です。

 

Google アナリティクス

Google アナリティクスは、Googleが提供している基本無料のアクセス解析ツールです。多くの企業のホームページが導入しているツールで、アクセス数やユーザーの詳細な傾向や属性などを知ることができます。リニューアルを機にデータを分析して改善に役立てましょう。

Google アナリティクスを導入することで、「訪問者数はどれくらいか」、「訪問者はどのホームページを経由してアクセスしてきたのか」「使用デバイスはスマホかパソコンか」などの具体的なデータを計測することができます。

https://analytics.google.com/analytics/web/provision/?authuser=0#/provision

 

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

Google Search Consoleは、Google アナリティクスと同じく、Googleがホームページ運営者向けに提供している無料サービスで、ホームページの訪問者がどんなワードで検索しているのか、ホームページの検索順位を下げる不具合が発生していないかなど、SEOに関わる重要事項を簡単に確認することが出来ます。

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

 

ホームページリニューアルのコンセプト策定

既存ホームページの問題点の分析が済んだら、どのようにリニューアルをするべきか、コンセプトを策定します。このコンセプトを具体的に決めておくことで、その後の社内稟議も制作会社への発注作業もスムーズに進みます。

コンセプトを決定する際に特に重要なのは、「ターゲットペルソナ」と「競合との差別化」です。

 

ペルソナ

ペルソナとは「仮面」という意味です。マーケティング用語では「架空の人物」という意味で扱われます。
ペルソナマーケティングとは「架空の消費者(=ペルソナ)」を設定し、そのペルソナの購買意欲を誘うための商品開発、プロモーション戦略をとる手法です。
消費者像をイメージすることは商品開発では珍しくありませんが、ペルソナマーケティングでは「漠然とした消費者像」ではなく、性別や年齢、趣味嗜好までを含めた「具体的な消費者像」を設定します。

細かくペルソナを設定することでターゲットとなるユーザー層が明確になり、具体的なホームページのリニューアルコンセプトの立案が可能になります。

 

3C分析

3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。

マーケティング戦略を決定する際、自社ではコントロールできない外部環境と自社の内部環境の両面を分析する必要がありますが、3C分析では外部環境として「市場・顧客」「競合」、内部環境として「自社」を分析対象とします。3C分析の目的は、市場・顧客、競合、自社の3つの観点からビジネスのKSF(Key Success Factor:成功要因)を見つけることです。3C分析は自社の強みの中で、顧客ニーズを満たし、なおかつ競合が参入できない領域である市場機会を発見することに使われています。重要なのは「差別化のポイントを見つける」という視点です。

ホームページをリニューアルする際にも、自社のサービスや製品の強みを把握した上でターゲットとなるユーザーを決め、いかに競合他社と差別化を図るかを考えることでコンセプトの策定がスムーズになるでしょう。

 

ホームページリニューアルのゴールを決める(KGI、KPIの設定)

KPIとはKey Performance Indicatorsの略です。日本語に翻訳すると「重要業績評価指標」です。分かりやすく説明すると、組織の達成目標(売上高など)に対して、目標達成度合いを評価する評価指標です。目標達成に向けたプロセスにおける達成度を把握し評価するための「中間目標」として非常に有効なのがKPIです。KPIを適切に設定することで、目標が明確になり、方向性が統一されます。KPIを設定しておくことは、後に控える最終目標達成のための重要な要素となります。

KGIとはKey Goal Indicatorを省略したものです。日本語では「重要目標達成指標」と訳されます。KPIとKGIの大きな違いはKPIが中間目標であるのに対し、KGIは「最終目標」であるという点です。KPIは目標を達成するための「過程」、KGIは「ゴール」にあたります。

ホームページリニューアルが成功したかの判断基準となるのは、やはり数字です。リニューアル後の数字を測るために、事前に既存ホームページの数字を踏まえながら目標値を数値化して設定するべきでしょう。具体的な目標値の立て方は、例えば、リニューアル前に新規顧客からのお問い合わせが月10件前後だった場合、月に20件に伸ばせれば成功、といった具合にKGIを設定し、そのKGIを実現するために数値に基づく具体的なKPIを設定しましょう。

 

まとめ

ホームページは、会社の顔とも言える重要な役割を担っているツールです。製品やサービスの魅力を最大限発信し、集客率や会社のブランドイメージを高めるためにも、今回ご紹介をしたタイミングとポイントを押さえてホームページのリニューアルに役立てて頂けましたら幸いです。

当社では、お客様の漠然としたイメージを細かくヒアリングした上で、ブランディングの視点から企画のご提案をし、デザイン制作・保守管理までワンストップのサービスを提供しております。ホームページのリニューアルをお考えの際はお問い合わせ下さい。

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