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ホームページリニューアルで失敗しないために注意すべき3つのポイント

ブランディング

ホームページをリニューアルする場合に、注意すべきポイントがあります。

リニューアルというと、制作会社にすべて任せておけばよい印象がありますが、実は依頼側で判断・対応が必要なことも発生します。その他にも、ホームページリニューアルに注力していて大事な部分の確認を怠ってしまうということもあります。

リニューアル後に「あっ、これはやってはダメだった!」と後悔することのないように、しっかりと確認しておきましょう。

ドメイン変更のリスクを考える

ホームページリニューアルを機に、ドメインも新しくすることを検討する場合もあると思います。一般的にドメインは使っていた期間(ドメインエイジ)が長ければ長いほど、検索エンジンから高く評価されやすくなると言われています。

どの業界でも、フラットに考えた場合、新人より経験を積んだベテランの方が信用度は高いですよね。Googleも同じように新人ドメインよりベテランドメインを好むのです。(しかし、昔ほどドメインエイジの重要度は低くなっており、現在はコンテンツの質に重きを置いています。)

ドメイン変更を安易に行うと、これまで積み上げてきた実績や検索エンジンの評価などが無駄になってしまう恐れがありますし、想定外の問題が発生する場合もあります。

そんな失敗をしないように、つづいてドメイン変更に伴うリスクをご紹介します。そのリスクを未然に防ぐことができるので、しっかりと確認・理解をしておきましょう。

今までのサイト評価がリセットされる?!

新しく取得したドメインを使用して、新サイトを作成したとします。その新サイト公開に伴い、古くなった旧サイトを削除しました。

しかし、旧サイトが検索結果から消えるには長い時間がかかることがあるため、同社名で検索すると旧サイトが検索結果の上位に来てしまいます。

するとどういうことが起きるでしょうか?

検索結果の上部に表示されている旧サイトにユーザーがアクセスすると、404エラー(お探しのページは見つかりませんでした)が発生します。つまり、アクセスはできるけどサイトは存在していないということになります。

これにより、旧サイトにアクセスできなかったユーザーは「あれ?なくなっちゃったのかな」とサイトを離れ、更にドメインエイジの弱い新サイトは見つけてすらもらえず、そのまま検索結果も上位にいけないといったことが起きてしまいます。

これを回避するために旧ドメインのページから新ドメインの該当ページに301リダイレクトという処理を行います。この処理を行うと、ドメイン変更をした場合でも、検索エンジンによるWebサイトの誘導や評価を引き継ぐことができます。

ドメインエイジが短くても、良質なコンテンツを作れば検索順位で上に表示する可能性は十分ありますが、まず「良質」なコンテンツを作るマンパワーと時間が必要ですし、またイチからドメインエイジを育てていくのは骨が折れる作業です。

旧ドメインが培ってきたSEOのメリットをしっかり引き継いで運用していくのがベストでしょう。

社内のメール設定を確認

ドメインを変更した場合、社内・社外問わず混乱を避けるために旧ドメインを使用しているメールアドレスを新しいアドレスに移行したほうがよいでしょう。

それに伴い新規のメールアカウント作成、各デバイスへの新規設定など社内での対応や取引先への周知など社外への対応もしっかり行いましょう。

その後「旧ドメインのメールアドレスの設定は残しておくのか」「新メールアドレスに転送される設定にするのか」などの運営方法の確認・対応もしなければなりません。

紙媒体の刷新が必要に

ホームページのドメインを変更すると、それに伴いパンフレットや名刺など、URLやメールアドレスの記載のある全ての媒体も合わせて刷新が必要となります。

新しい情報が入った社内資料の印刷は、多ければ数千・数万枚単位で刷る場合も考えられます。

それと同時に、古い情報が入った既存のパンフレットや名刺など紙媒体のものを全て破棄します。在庫が少ない状態ならまだしも、新しく「1000部刷ったばかり」というタイミングだと、それらが丸々無駄になってしまいますので、新たに印刷を発注する際は、ホームページリニューアルが完了するタイミングから逆算し、必要な部数を計算しましょう。

このようにドメインを変更することで、想像以上に手間やコストが発生することを覚えておきましょう。

URL正規化を行う

ドメインを新規で取得するとURLに「www」がついているアドレス、ついていないアドレスどちらもアクセスできるようになっています。

どういうことかというと、例えば、hogehoge.jpというドメインを取得した場合、URLは「https://www.hogehoge.jp」とhttps://hogehoge.jp」となります。

この2つのURLは見た目上異なりますが、どちらも「hogehoge.jp」というドメインのページですので、アクセスすると同じ内容のページが表示されます。

このように同じコンテンツを複数のURLで表示すると、検索エンジンはそれらを重複コンテンツとして認識してしまい、コンテンツに対する評価が分散してしまう可能性があります。

「www」や「/index.html」など重複してしまう可能性のものはいくつかありますが、URLを統一して検索エンジンに認識させる必要があります。

URLを統一するにはGoogle Search Consoleや301リダイレクトを使用して行う方法があります。また、「このページが正しいですよ」という宣言を行う「canonicalタグ」でも同じようなことができますが、あくまでも宣言なので、そのタグを使用してくれるかはGoolge次第です。

確実にURL統一を行うためにGoogle Search Consoleや301リダイレクトを使いましょう。

制作データの権利関係を確認する

使用している画像素材やテキスト、Webページそのものの権利が自社に帰属しているかという確認は必須です。

データはすべて自社のものと思い、サイトに使用されている画像をパンフレットに使用したら、実はデータの権利が制作会社にあり、トラブルになってしまったというケースもあります。

上記のようなトラブルを回避するためにも、契約前にファイルの権利関係について絶対に確認するようにしましょう。

結果の出ているコンテンツは変更しない

これは「リニューアルだから注意する」というコトではないのですが、リニューアルをするとそれに合わせて、既存の記事ページも更新したくなってしまうものです。

「ホームページをリニューアルしたから、一緒にこのページも新しくしよう」と、せっかく結果が出ているコンテンツの中身を変更してしまうと、検索エンジンの評価が変わり検索順位が下がってしまう場合があります。

もちろん結果が出ていないコンテンツに関しては、キーワードを狙ったり効果が出るように変更していくのはOKです。

まとめ

ホームページリニューアルはわくわくすることですが、確認するべきところはしっかりしておかないと思わぬトラブルが発生します。

特にドメイン変更する場合には細心の注意をはらいましょう。検索順位はコンテンツ勝負という一面はあるものの、ドメインエイジなどは取り返せない部分でもありますし、リニューアルなら以前のサイトの資産を使った方が絶対によいです。

せっかくリニューアルするのだから最後まで楽しい気持ちで終えたいですよね。小さい頃に「家に帰るまでが遠足」とよく言われていましたが、「正しく運用が回り始めるまでがホームぺージリニューアル」です。要は「最後まで気を抜かない」ということです。