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コンテンツマーケティングの心得

2017-12-28

 

2013年ごろから、世界的に注目を集めるようになったコンテンツマーケティング。「コンテンツマーケティング」という名称を聞いたことはあっても、具体的な内容がわかりにくいという印象を持っている方は多いのではないでしょうか。

コンテンツマーケティングとは何か、どういったメリットがあるのかについて解説します。

 

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、価値のあるコンテンツを制作・配信することにより、見込み客を引き寄せ、関係性を維持し、収益につながる行動を促すという、一連のマーケティング手法です。 従来の広告は、一方的に広告主が消費者に製品やサービスの購入を促す、いわゆるプッシュ型広告がほとんどでした。

しかしインターネットの普及にともない、消費者は「必要な情報は自分で探す」ことが当たり前になり、「不要な情報を忌避する」ようになりました。消費者の意思に関係なく、広告主の決めたタイミングで配信されるプッシュ型広告は、無視をされたり、あるいは嫌われたりするようになり、消費者と良好なコミュニケーションが築けなくなってきたのです。
そこで、「消費者が知りたいと思っていること」と「企業が知らせたい製品やサービス」の間を優良なコンテンツで埋め、消費者との関係性を築き、購買につなげていくという手法が考え出されました。

コンテンツマーケティングは、売り込み型の広告と異なり、より自然な形で消費者とつながりを持つために有効な手段の1つといえます。

 

SEOとはなにがちがうのか?

SEO(Search Engine Optimization)とは、特定のキーワードで検索をしたときに、ウェブサイトが上位に表示されるよう対策することで、検索エンジンにおける集客を効果的に行うための施策です。

マーケティング全般の効果を期待するコンテンツマーケティングとは、概念が異なります。 コンテンツマーケティングには、インターネットで検索をしない層に対して、ソーシャルネットワーキングサービスを使ってアプローチを試みる、あるいは集客後の関係維持や購買意欲の醸成について戦略を立てる、といった施策が含まれています。

SEOはあくまでも、コンテンツマーケティングの中の1つの手法でしかないのです。

 

コンテンツマーケティングのメリット

一見、広告宣伝としては遠回りのようにも見えるこのコンテンツマーケティングですが、

・上質なコンテンツは検索エンジンに評価され上位表示されやすい
・必要な情報を得られることで消費者の満足度が高まり、信頼関係を構築できる

といったメリットがあり、特に潜在顧客の発掘と育成、購買後の関係性の維持に効果的といわれています。
また一般的な広告は、配信期間が終了すれば価値を失いますが、コンテンツは資産となって残ります。発信をすればするほど情報が蓄積され、消費者との接点も増えていきます。
継続することによって徐々に顧客を増やしていくという手法のため、広告露出による短期的な売上の変動に振り回される不安も少ないというメリットもあります。

良質なコンテンツを作れば、会社や製品・サービスのファンを増やし、情報をシェアしてもらえる期待も高まります。広告出稿に頼らなくても、情報が拡散していく状況を作り出すことができるのです。

 

コンテンツマーケティングには忍耐力が必要

多くのメリットがあるコンテンツマーケティングですが、もちろんデメリットもあります。
デメリットの1つは、コンテンツの制作に時間と手間がかかるという点です。

検索で上位に表示されるためには、ある程度の情報量が必要です。
そして読者に飽きられないためにも、魅力的なコンテンツを高い頻度で提供し続けなければいけません。
さらに良質なサイトだと検索エンジンに判定してもらうには、少し時間もかかります。

コンテンツマーケティングを行うには、長期間、継続的にコンテンツを生み出せる体制づくりがかかせないのです。 また広告出稿に比べると、成果を予測したり数値化したりするのが難しいというデメリットもあります。

一般的なウェブ広告であれば、ROI(投資対効果)をある程度予測できますし、出稿後はCVR(コンバージョンレート)などの数値で効果検証が可能です。 しかしコンテンツマーケティングは、いつ、どの程度の成果が生じるか予測しにくいものです。そのため成果の指標も、マーケティングの目的や運営サイトのフェーズに応じて、適切なものを設定する必要があります。

短期的な売り上げ寄与を目標に設定してしまい、「思うように成約に結びつかなかった」と、開始数か月でコンテンツの更新をストップしてしまった、という例も少なくないのです。

一般的にコンテンツマーケティングで成果を上げるためには、半年~1年以上の継続的な取り組みが必要とされています。コンテンツマーケティングの目的を明確にして、サイトの運営期間や情報の充実度に見合った目標を設定すること、そして成果が出ない期間も焦らずに継続していくことが、コンテンツマーケティングを実践する上で大切なことだといえるでしょう。

 

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